FX取引で一番大事なリスクヘッジ

FX取引で一番大事なリスクヘッジ

私は橋本首相の金融ビッグバンから発生した金融自由化の波で、従来の店舗型証券会社よりも手数料や手間の面で格段に強みのあるインターネット専門の証券会社が数多く現れ始めた時期の、いわゆる投資ブームのころに当時のGMOインターネット証券に口座を開設しました。開設した当初は、株式投資をメインに、そのころの懸念だったデフレーションによる会社からの給料の目減り対策、そして巷でささやかれている将来の年金に向けた資金運用としての投資を考えていました。地方在住のため、会社からの給料は決して多くなかったので、積極的な投資を念頭においていたこともあり、投資ブームからしばらくしてFXというハイリターンな投資商品が出現するやいなや、FX取引をメインに据えようと考えました。
さてそれから5年あまりFX取引を行ってきました私が思うに、FX取引で一番大事なことは「リスクヘッジ」であります。でも、そうはいっても少額での投資ではなかなか資金を増やすことができません。やはり使えるだけ使いたくなってしまうものです。実際に私も少額での取引に物足らず、投資資金いっぱいの取引をしてしまったことがあるのです。私は30分足や時間足チャートを見てのデイトレードを基本としていました。自分でいうのもなんですが何ですが、当時の最高レバレッジ200倍の取引を使って元金の10倍まで増やしたこともままありました。
しかし投資資金いっぱいの取引を繰り返していたため、たった1度のミスでの損切りで、それまでの利益の半分が1日足らずでなくなってしまったことも、1回や2回ではありませんでした。そうです。FX取引は、大勝することは決して難しくないのですが、勝ち続けるまたは資金を右肩上がりで増やし続けることは非常に難しいのです。少なくとも私のFX経験則ではそう感じました。なぜかというと論理として、FXは外国通貨交換レートを追随します。そのためFX取引でレートが上がるか下がるかを読むということは、通貨交換に関わる全ての利害関係者とその資金量を読むことが必要なのです。利害関係者の多さから、国内株式よりも遥かに読みづらくそのためチャートが難しいと言われるFXで、資金量いっぱいで失敗の許されない取引をすることは非常にリスクの高い行動なのです。

FX取引で一番大事なリスクヘッジ関連ページ

FX取引のデメリットやリスク
勝つfx!FX取引のデメリットやリスク
プレーしてFXの特徴を掴む
勝つfx
FXとはどういうもの?FXの醍醐味とは?
FXはハイリスク・ハイリターン