FX取引のデメリットやリスク
FX(margin foreign exchange trading=マージン・フォリン・エクスチェンジ・トレーディング=外国為替証拠金取引)には大きなメリットがある半面、それに反比例するリスクもあるのでその仕組みをしっかり理解して投資することが必要です。ここでは為替相場変動リスク、システムリスク、レバレッジリスクについて簡単に説明します。
まず為替相場変動リスクです。相場の変動は利益が期待できるのと同時に、損失を被ることも当然あります。FXの契約でストップロス(損切)を忘れないようにしましょう。高いレバレッジを掛けていますと、わずかな為替の動きでも損失は膨らみますからストップロスで損失を食い止めることが必要です。この場合証券会社のシステムの確実性が問題になりますから、安定したシステムの証券会社と取引することが大切です。
次にシステムリスクの問題です。インタ−ネットなどのシステムを通じて取引を行う際に、そのシステム上の仕組みがリスクになることがあります。急激な値動きがあった時など取引が殺到してシステムがダウンすることがあります。ストップロスなどの取引ができないことなどが稀に起こります。そうしたリスクを避ける意味で、システムが安定した証券会社を選択することが重要です。
最後にレバレッジリスクです。レバレッジは梃の意味で、FX取引の証拠金の何倍の取引をするかということです。証拠金の何十倍もの取引をすることが可能です。上手くゆけば少ない資金で大きく儲けることが可能です。その逆の大損失を出すこともありますから、ストップロスの契約をしておくことが大切です。ストップロスとは、相場が不利な方向へ進んだ場合に、さらなる損失を防ぐ目的で、ポジションを精算し損失を確定させることです。ストップロスがしっかりできるようになるまでは、レバレッジを低くして取引するべきです。証券会社によっては、自動ストップロス注文があります。
FX取引は24時間中売買できます。世界中のどこかで通貨は売買されています。ネットがあれば簡単に始められるFX取引。日本の低金利が有利に働き、レバレッジを上手に使うことで人気のある金融商品になりつつあります。
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