FX取引におけるロスカットについて

FX取引におけるロスカットについて

FXにおいてもっとも重要といえるのが資金管理です。

 

そして資金管理に関して重要な用語としてロスカットがあります。
ロスカットとはポジションをもっていたときに、自分が予想していた方向とは逆に相場が動いて、自分が持っている資金でまかなえる範囲を超えて損失が膨らんだときに、システムが強制的にポジションを決済してしまう仕組みです。

 

似ている用語にストップ注文がありますが、ストップは自分でこれ以上損失がふくらまないように意図的にポジションを閉じる意味で、自分で設定するものなのでロスカットとは意味合いが異なります。
私は強制ロスカットを食った記憶がありませんが、逆に一発くらうと身にしみて二度とロスカットなどくわないようにと気をつけるようになるのかもしれません。
ただロスカットは場合によっては相場からの一発退場になってしまうので、ならないにこしたことはありません。

 

それからポジションというのは、注文が約定した結果保有するものであり、ポジションが解消されるのは上記のロスカットかストップ注文に達した時か、もしくはリミット注文(予定決済値)に達したときかののいずれかの場合です。

 

またレバレッジという用語もあり、これはテコの原理という意味でもっている資金を何倍にも使って取引ができることで、FXの強みの一つでもありドツボにはまる原因にもなる諸刃の剣です。
しかし何とかとはさみは使いようといいますが、レバレッジは自己資金の少ない一般投資家にとって大きな武器になりますし、規制の結果として現在の最大25倍というレバレッジは決してギャンブル的なものではないと思っています。

 

ロスカットを避けるために必要なこと

FXは外国為替のレートの動きを利用して、利益を得る、為替取り引きのことを言います。
まず最初に必要なことは、取り引きするFXの会社を見つけることです。
今では大手の証券会社以外でも、ネット専門のFX会社も沢山ありますので、その中から自分にあった会社を見つけて、口座の開設の準備をします。

 

私はよく名前が知れ渡っている会社を選ぶようにしました。
そして、そこに決めたら、必要な書類を送ってもらいます。
そして、その口座開設用の用紙に必要事項を書き込んで、身分証明のために、運転免許証やパスポートなどのコピーを同封します。

 

FXの会社から口座開設の知らせがありましたら、それからFXを始めることができます。
FXの口座にお金を預けて、それを元に外貨を買います。

 

私は動きがわりとあるユーロを買うことにしました。
例えば、1ユーロ106円の時に買ったら、それが107円になったら、1円の利益になります。
それがFXでは、少ない金額で、最大25倍の取り引きができますので、1円の違いでも、かなりの金額の利益をあげることが出来ます。

 

取り引きには、常時動き続けるチャートがあります。
そのチャートの動きを見て、買い時か売り時かを判断します。

 

ユーロの場合、ユーロ高になるようでしたら、買いから入ります。ユーロ安になるようでしたら、売りから入ると良いでしょう。

 

そして、必ず設定しておかなければならないのが、ストップロスです。
これは、損失を最低限にとどめるために、このラインまで下がったら、または、上がったら、自動的に決済するための設定です。

 

これを設定しなかったら、どんどん損失が大きくなり、最悪の場合、ロスカットになったりします。

 

ロスカットはFXの会社が定めた、損失を最小限にするために、自動的に決済するシステムです。
ロスカットにならないように、ストップロスは必ず設定しておきましょう。

 

FX基礎知識【ロスカット】

ロスカットは2つの意味で使われます。1つは一定の証拠金維持率を下回った時に発生するポジションの強制決済のこと、もう1つは損切り、つまり一定レートを上回った、または下回ったときにポジションを決済する注文を自分であらかじめ発注し、最小限の損失で抑えることを指します。ここではよく使われる、前者の強制決済について解説します。

 

ロスカットの説明の前に、まずは証拠金の仕組みをおさらいしましょう。
FXは担保となるお金、証拠金を元手に、証拠金以上の通貨の売買を行い、より多くの為替差益を獲得するための取引です。取引に必要な証拠金は通貨ペアごとにそれぞれ異なりますが、1ロット(1000または10000通貨)につき、いくらという形をとります。これが維持証拠金です。そして、維持証拠金に対する、証拠金の比率が証拠金維持率です。
例えば1ロット4000円が維持証拠金である場合、10ロット保有すると維持証拠金の合計は40000円、口座に証拠金が80000円あるとすると、証拠金維持率は200%となります。

 

しかし、相場が予想通りに動かず、ポジションに損失が発生している場合、その損失分は決済していなくても証拠金から差し引かれたものとみなされ、証拠金維持率は低下します。

 

損失が膨らみ、一定以上の証拠金維持率を下回ると、保有しているポジションは強制的に決済されてしまいます。これがロスカットです。ロスカットとなる証拠金維持率は取引会社によって異なりますが、たいていは100%を下回ったときにロスカットとなるように設定されています。また、毎朝8時に証拠金維持率を確認し、ロスカットとするか判定している所もあります。

 

ロスカットは証拠金を超える損失にならないようにするための緊急措置のようなものですが、ロスカットは避けるべきものです。
ロスカットに陥るのは、取引に熱くなってしまい、冷静に状況を判断できなくなったケースか、何かのサプライズで相場が大きく動いたケースが多いと思います。
不幸にもロスカットになった場合は取引に無理があったということですから、素直に負けを認め、適切なポジションで適切な損切り注文を仕掛けるようにしたいものです。

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