ストップ注文の入れ方に習熟しましょう。
ロスカットと資金管理とテクニカル分析の三つだけでFXはいけます。このうち、ロスカットとは一定の額以内で必ず損切りすることです。ある意味、これが相場に取り組み時の命綱(いのちづな)といえるでしょう。
ロスカットという言葉の意味だけで考えると、いかにも消極的に感じます。なぜならだれもがFXを損するつもりで始める人はいないからです。ですからつい、軽く考えてしまいがちですが、これが実はもっとも重要なのです。
ロスカットの入れ方ですが、いくつか方法があると思います。例えばかならず0.5円など決まった値幅だけ損する値段にストップ注文(逆指値注文ともいいます)を入れるという方法、チャート上で見て直前の底値(あるいは高値)を若干越えた値段にストップ注文を入れる方法などです。
そして重要なのは、一旦注文を入れたら、決して変えないことです。2度3度、発注に誤りがないか確認し、確認し終わったら、この注文についてはしばらく放っておきましょう。
ただし上記は例外があります。もし、相場が自分の予想通りの動きをし、かなり利が乗ったらどうするのでしょうか? 例えば値が上がると判断して買ったところ、どんどん値上がりしたときはどうするのでしょうか? ストップ注文もそのままにしておきますか?
答えはいいえです。そんな時は、ストップ注文を上にずらすのです。今度は損切りではなく、「利益確保のストップ注文」です。これも、決まった値幅や、チャート上のポイントに入れます。これで、最低限の利益を確保できるのです。さらに値が上がれば、ストップ注文も上にずらします。
相場は、損を最小限に得を最大限にすることこそが最大のテクニックなのです。将来の予想なんて、だれもができるものではありません。そんなことより、このストップ注文の入れ方に習熟しましょう。すると、自然に稼げるようになるのです。ところが、たいていの人は逆になって損を最大限得を最小限にしてしまうのです。これは人間心理としてよくあることで、勝ち組は同じ轍を踏みません。
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