FX取引の資金管理
ロスカットと資金管理とテクニカル分析の三つがFXに限らず、すべての相場に取り組む時の柱です。そのうち、資金管理はロスカットと並ぶ命綱(いのちづな)と言えるでしょう。
例えばあなたが30万円の資金があったとします。これをどう使いますか? 例えば、ドル円でレバレッジ25倍、10000通貨単位1枚(lot)の証拠金が35000円だったとしますと、およそ8枚売り買いに建てられることになりますが、8枚一気に建てますか?
もちろん、これなら当たれば儲けも大きいのですが、負ければ、ロスカット注文の幅にもよりますが、全資産を一気に失いかねません。急に値が飛んだ場合など、預けた資金以上の請求が来ることさえあります。
私なら、これぐらいの資金しかないのでしたら、最低の1枚しか売買しません。必ずその1枚の証拠金内のロスカット幅を設定し、もしそれを失ったら次の1枚で勝負します。すると、合計8回勝負できるのですが、いくらついてなくても、そのすべてが負けトレードになることなどありえませんから、勝ちトレードになったらなるべく利を伸ばし、この30万円の資金が60万になったらようやく2枚ごとの勝負をするとか、総資金量の多寡にしたがって1回トレードの枚数も調節します。
相場で百発百中はほとんどありえないのです。どんな相場巧者でも、必ず負けトレードがあります。要は損をできる限り少なく、得をできる限り多くするのが利益を上げる唯一の方法なのです。そして、テクニカル分析によって統計学的に数打てば勝つ見込みが立つときは、その数を確保しなければなりません。なるべく少額で多めにトレードした方がいいのです。もちろん、それだと儲けるのに時間がかかりますが、確実に勝つには、数打つこととロスカットを厳密にすることです。
もっとも、一ヶ月取り組んで、毎月1000円しか儲からないというのも、やる気の失せる話ですから、その辺はじっくり考え、最低限儲けたい、というその最低限に標準を合わせましょう。
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